2010年11月04日

溶岩窯で焼くパン屋さん・レーヨンヴェール

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中軽井沢にできた、新しいパン屋さんに行ってきました。
「ブーランジェリー レイヨンヴェール」です。

このパン屋さんを知っている人は少ないと思います。
まず、ここは今年2010年の4月にオープンしたばかり。
そして、中軽井沢と言っても、かなり目立たないところにあります。
パン屋さんに至る道は、北軽井沢に10年住んでいた私でも、初めて通った道でした。

場所は、中軽井沢から、北上する国道146号に入り、ハルニレテラスの手前にあるせきれい橋を右折して(橋を渡って)、くねくね道をまっすぐ行きます。
途中、別荘やら、おそば屋さんやらを通り過ぎ、こんなところにパン屋さんがあるのだろうか?
と、不安になった頃に左手に現れるのが、レイヨンヴェールです。


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山と普通の家に混じって、お店はありました。
普通の家のようなお店なので、通り過ぎないよう注意です。
お店の前の看板を見落とさないように。
お店の前に駐車できます。



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光の差し込む店内には、おいしそうなパンとジャムが並んでいます。
ロールパンには「石窯バターロール」と、札が。
石窯・・・、と思って店内を見ると、煉瓦で作った大きな窯があります。
窯には「溶岩窯」とプレートがありました。


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「溶岩で作った窯なんですか。めずらしいですね」
と、聞くと、
「これは、富士山の溶岩を平らにして作った石窯なんです」
とのこと。
溶岩で焼いたパンなんて、初めて聞きました。
ここは浅間山もある事だし、溶岩窯のパン、いいじゃないですか。

レイヨンヴェールって、どんな意味なんだろう、と思っていましたが、いただいたショップカードを見ると、レイヨンヴェールの意味がのっていました。

フランスのノルマンディ地方の海岸で見られる不思議な現象の事をレイヨンヴェールと言います。
なんと、水平線上の夕陽が緑色に輝くのだそうです。
緑色の夕日って、想像もつかないですよね。
作家のジュールヴェルヌも小説の名前に使っているそうで。


「軽井沢の緑の中にそっと溶け込むような自然で美味しいパンを焼いています」

と、カードは続きます。
確かに、自然に溶け込んでいます。
ただし、今は緑じゃなくて、カラマツの金色に包まれていました。


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どれもおいしそうで、迷ったあげく、3種類のパンを買いました。
早速車の中で試食会です。


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一口食べて、

「ん、おいしい!」

ドライフルーツがいっぱい練り込んであります。
中にはクリームチーズ。しっかり、もちもちした歯ごたえがあって、かなり私好みのパンです。


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次はクリームパンです。
シュークリーム好きなダンナさんが、クリームパンと聞いて疑わしそうな顔をしました。
ダンナさんは、カスタードクリームにはうるさいのです。

一口食べて、

「なにこれ、クリームおいしい!」

危うく、1つまるまる食べられてしまうところでした。
さすが自家製カスタードクリームです。
いわゆる菓子パンのクリームパンとは違って、甘すぎず、上品な味。


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こちらは、チーズの入った小さなパン。
これは、ワインのおつまみにしてもあいそうです。

どのパンもレベルが高いと感じました。
その割に、お値段は安い。
良心的なお店です。
私が訪れた時は、お父さんと息子さん? と、思われる男性2人で切り盛りされていました。
ホームページや広告の宣伝もしていなさそうだし、家族だけでこじんまりとやっている感じがします。

やたらに店内を飾る事もなく、ばんばん宣伝して、たくさんお客さんを呼んで、という感じもありません。
けれども、パンを作る工程は思いっきりオープンに、窯から、機材から、全て見ることができるのです。
何よりおいしいものを作る事を一番に考えているような、誠実な雰囲気のするパン屋さんでした。
これから、じわじわと口コミでお客さんが増えていきそうな予感のするパン屋さんです。


★ブーランジェリー レイヨンヴェール
長野県佐久群軽井沢町長倉2166-202
電話 0267-45-2683
休み 水曜日
営業時間 9時〜18時
国道18号から行く場合は、18号を小諸方面に進み、役場を過ぎて右折
三井の森方面へ抜ける道を左折
車では、役場から2分
posted by 智子 at 22:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 中軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする