2011年07月02日

シャクヤクが咲きました

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ブルーベリーの庭に植えていた、黄色いシャクヤクが咲きました。


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このシャクヤク、去年、花屋さんのお客さんにいただいたのです。
冬の間、植木鉢で冬眠させていて、春に植え替えた時には、高さ3センチほどの切り株のようでした。
それがこんなに立派な花を咲かせるのだから、植物の力はすごいです。
Mさん、ありがとうございます!
一緒にいただいた、バラのピエール・ドゥ・ロンサールはまだ咲いていませんが、じわじわ大きくなっています。

そういえば、美人を現す言葉に

「立てばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花」

というのがありますね。
シャクヤクのような美人って、そうとうな貴婦人ですよ。
と、本物のシャクヤクを前にして思いました。


ブルーベリーの庭には、ヤマボウシの花も満開になりました。


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去年までは、ほとんど花をつけなかったヤマボウシですが、今年は豊作です。
秋には甘い実をつけてくれるのではないかと、今から期待してます。


ハーブもがんばっています。

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こちらは、去年植えたオレガノ(奥)、ジャーマンカモミール(中)レモンバーム(手前)です。
やはり、多年草ハーブは強いですね。
もくもくと育っています。

ハーブ園というと、どちらかというと地味な花が多いのですが、その中でも彩りを添えてくれるのが、こちらのナスタチウムです。


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花も葉っぱも食べられるのですよ。

この写真を撮った夜、泊まりに来たお客さんから素敵なプレゼントが。


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星野富弘さんの絵はがきです。
ナスタチウム(きんれんか)も、富弘さんの筆にかかるととても素敵です。
Eさん、ありがとうございます!
絵に添えられた詩もいいですねぇ〜。

群馬に生まれ育った星野富弘さんの絵と詩は、群馬の小学校の教科書にも使われています。
群馬県・みどり市にある、富弘美術館もおすすめですよ。

posted by 智子 at 10:04| Comment(7) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

ブルーベリーの庭

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ゴールデンウィークも今日で終了でしたね。
皆さん楽しい休暇を過ごされましたか?
春が、東京よりも1か月遅くやってくる北軽井沢です。
ゴールデンウィークに来ていただくお客さんに楽しんでもらおうと、花や種や、球根を植えた庭がやっとにぎやかになってきました。



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ゴールデンウィークは終わりましたが、北軽井沢の春はこれからが本番です。
パラソルの下で、野鳥の声を聞きながらゆったりするには、最高の季節になりました。


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ブルーベリーの庭では、まっさきにクロッカスが咲きました。
続いてビオラと芝桜を植えました。


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冬に植えたチューリップ、水仙、ムスカリの球根は、もうすぐ花が咲きそうです。


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去年植えたシャクナゲの木、つぼみが膨らんできました。
5月半ばには花が見られそうです。


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こちらは、1か月前に新しく作った花壇。
いろんな種類のユリの球根が眠っています。ユリは夏の花なので、春の今は芝桜を。
秋の為に、コスモスの種もまいてあります。


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こちらは、ハーブ花壇に植えたナスタチウムの芽。
2週間前に、ナスタチウムとトマトの苗を植えたものの、あまりの寒さに枯れてしまいました。
北軽井沢は4月でも一度は雪が降るので、油断ならないのです。
けれど、一緒にまいた種は元気に芽を出してくれて、嬉しいです。


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このパセリのような葉はカモミール。
多年草なので、雪が溶けたら、よみがえってきてくれました。
頼もしい!


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こちらも多年草のレモンバーム。
ハーブは比較的強いですね。一度増えると、あっという間に緑の絨毯のように広がります。


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今年は、6個の花壇が庭に出現してます。
今はまだ葉が出ていないので庭全体が茶色っぽいですが、すぐに新緑に覆われる事でしょう。


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ぜひ、ブルーベリーの庭に遊びに来てください。



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寒い時には、暖かいテラス席でゆっくり読書やお昼寝もいいですよ。
このテラス席、去年は、カフェ好きなお客さんに
「このテラス持って帰りたい」
と言われた人気スペースなのです。


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天気のいい時は、ガーデンパーティも!


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2010年06月30日

庭を改造中です7・シャクナゲがやって来た!

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庭を改造中の6月は、ちょうど、嬬恋村のシャクナゲ園のシーズンが終わった頃でした。
私は何度か、観光協会の人達と一緒に、シャクナゲ園の整備に行きました。

シャクナゲ園は、広大な山の斜面が、15万本のシャクナゲで埋め尽くされている所です。

何しろ、面積が広大な上、花殻つみ、肥料まき、草刈り、増えすぎてしまったシャクナゲの間引き等々仕事はたくさんあります。
それらを、たくさんのボランティアの人達で行っています。

今回は、お手伝いの最終日に、間引きしたシャクナゲをいただける事になりました!
庭づくりはとうとうこんな大きなシャクナゲまで呼び寄せたのでした。


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前日に、ヤマボウシの植え替えに四苦八苦した経験から、シャクナゲもさぞや大変な事と思いましたが、心優しい観光協会の人達が、あっという間に大きなシャクナゲを2本も掘りあげてくれたのでした。

広い場所に植わっていると、それほど大きくは見えなくても、車に乗せるとなると、その大きさが分かります。
うちの8人乗りの車の後ろに1株、ご近所さんの車にもう一株をのせてもらって、帰りました。


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庭の奥に一つを植え、


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手前にもう一つを植えました。
シャクナゲがあると、途端に庭が庭らしくなりますね。
シャクナゲは、いつか庭に植えたいと思っていたのですが、シャクナゲ園のシャクナゲがやってきた事は、とても嬉しい事でした。

微力ながら、自分がお手伝いをしたシャクナゲ園のシャクナゲということもありますが、15万本というシャクナゲを寄付した坂井さんという方の生き方が、素晴らしいと思っていたからです。

数年前、ダンナさんが、シャクナゲ園のホームページを作るために、シャクナゲを育てているアララギ園の坂井さんにお話しをうかがった事がありました。
アララギ園とは、シャクナゲをはじめ、様々な木や野草を育てている造園会社です。

父親の経営していたアララギ園を、坂井さんが引き継いだのは、昭和48年のことでした。

山に咲いたシャクナゲに魅せられた坂井さんは、今まで誰もやったことがなかった、種から育てるシャクナゲの栽培をはじめます。

けれど、種からシャクナゲを育てることは、困難の連続でした。

シャクナゲは小さいときには、日影を好む植物です。
 種からできた、30万本のシャクナゲの苗を育てるには、日影が必要でした。

 まずは、2メートルほどの柱で畑を囲って、上にシートをかぶせてみました。けれど、風が強くてシートはすぐにはがれてしまいます。

今度はビニールハウスにして被いをしました。しかし、浅間山の強風は、ビニールハウスをも吹き飛ばしてしまうのです。

次に、飛ばないように工夫したシートをかぶせたものの、黒いシートを使った為、夏には、高温になりすぎて苗が枯れてしまいます。

 冬は冬で、寒さの厳しい浅間山山麓では、連日のように霜柱が立ちます。霜柱は土を持ち上げてしまうので、土と一緒に苗が持ち上がり、強風に吹かれてころがっていってしまうのです。
藁をかけても効果はなく、春になると、そこら中にころがっている苗をひろって、また植えるという地道な作業を続けるしかありませんでした。

 何しろ、他にシャクナゲを育てている人がいないので、何もかも自分で試していくしかありません。当時を思いだして坂井さんは言います。

「お金はかかるし、シャクナゲは病気になるし、病気の原因もわからない。もう、シャクナゲじゃダメなんかなぁって、何度も思った」

 そんなある日の事、坂井さんの悩みを、ある植物が解決してくれたのです。

 畑を見に行った坂井さんは、五葉松の木陰に植えられ、ビニールの覆いが届かなかった苗に目を留めました。
見比べてみると、木陰の苗はビニールに覆われている苗よりも、成長が良かったのです。

 今まで、どうやって日陰を作ろうかと考えていた坂井さんでしたが、山の中に育ったシャクナゲは、人が覆いなんてかけなくても、勝手に育ったのです。

ビニールに守られるよりも、自然の状態に置かれた方がシャクナゲも育つはず。そう思った坂井さんは、たまたま坂井さんの土地に生えていた五葉松を、シャクナゲの苗の間に、植替えてゆきました。

すると、葉の多い五葉松は、どんな風にもびくともしない木陰を作ったのです。

 夏の間、日陰で育てたシャクナゲの苗は、冬の直射日光にも弱いのですが、常緑樹の五葉松は、冬でも日陰を作ってくれます。その上、冬の霜柱も防いでくれたのでした。

さらに幸運なことに、松の葉には、落ち葉が腐るときに土壌を酸性にするという働きがあります。シャクナゲは酸性の土を好むのです。

「カラ松でも土を酸性にするんだが、カラ松は、少ししか酸性にしてくれないんだ。けど、五葉松はすごく酸性にしてくれる。まぁ、これは後から学者さんから聞いてわかった事なんだけど」

坂井さんは照れくさそうに言いました。


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けれども、そのシャクナゲがお金になるまでには、10年という月日が必要でした。

今、アララギ園では、人の背丈ほどもあるシャクナゲの群生がたくさんの花をつけています。このシャクナゲ一つ、末端価格で30万円だそうです。それが、見渡す限りの花薗になっています。


 このお話を聞くまで、坂井さんは、人の先をぬかりなく読んで、成功をつかんできた人だと思っていました。
けれど、坂井さんには、今で言う勝ち組とは違う、成功哲学がありました。
坂井さんは言いました。

「自分はね、あんまり能力がないんです。普通の人と競争すると大体まけちゃう。学生の頃は大体びりっけつだったし。そうなると、競争の激しいところにはいたくないんだ。負けちゃうから」

 短期間で儲けが出そうな所は、競争が激しくなります。
けれど、シャクナゲは10年もしないとお金になりません。
能力のある人は3年で勝負して利益を出しますが、シャクナゲは、そういう人が手を出さない分野なのだと言います。

「どんなに遅くったって、失敗したって、ぼつぼつやってけば、競争相手がいなきゃ、ものが育った時には売れる。至極単純な考え方だよ」

坂井さんは、当たり前、という顔で言います。

「どこか狭い道を通り抜けていくと、その先に金が取れる場所が出てくる。狭くて長い道を、どうやって通り抜けるかだよね。競争に勝てる自信がない人は、どこかにそういう道をみつけていかなくちゃなんない」

商売も軌道に載った数年前、坂井さんの所に、村の観光商工課の人がやってきました。

「アララギ園の上に村の持っている土地があるので、そこをシャクナゲを植えて、観光客の人達に見てもらえないだろうか?」

という相談でした。

 もともと、山からもらったシャクナゲの種が、アララギ園のシャクナゲになったのです。
それならば、シャクナゲは寄付しましょうということで、坂井さんはこころよく決断しました。

末端価格で10〜30万円以上もするシャクナゲの木を、惜しげもなく、何万本も寄付してしまったのです。

この話を聞いたとき、私はシャクナゲと共に生きてきた坂井さんの生き方に心を動かされました。
そんないきさつのあったシャクナゲですから、うちにとっての、宝物です。
大切に育てたいと思います。


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2010年06月29日

庭を改造中です6・中央花壇も完成しました

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前回、前半分だけ花を植えた円形花壇。
後ろ半分にも花を入れました。


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えーと、円形花壇の植え込み方をネットで調べてみると、中央に背の高い植物を植え、周辺に行くにしたがって背が低くなるように。
料理の盛りつけと一緒ですね。

中央の、植え替えが大変そうな場所には、一年草ではなく、多年草を植えるなど。ふむふむ。


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中央よりには、Hさんからいただいたデイジーを植えました。
Hさんは、ずっとアメリカに住んでいた方で、3年前に嬬恋に引っ越して来ました。
HさんはアメリカでBONSAI(盆栽)ショップを経営して永住権も持っていたのだそうです。
植物のプロであるHさんには、いつも苗や木を分けてもらったり、アドバイスをもらったり、とお世話になりっぱなしです。

背の高いデイジーの周りには、種から育てたまだちびっこのシャスターデイジーを植えました。


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デイジーの外側には、やっと芽が出始めたラベンダーを植えました。
北海道で育つくらいですから、北軽井沢でも、根付くはずなのですが。


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その外側には、白花かすみ草。
花束をもらうと、必ず主役を引き立てるように入っているかすみ草。
私はこの花がけっこう好きです。
これも大きな株になるらしいのですが、今後が楽しみです。


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一番外側には、一年草を植えました。
真中がちょっと地味なので、花があざやかで、なるべくたくさん咲いてくれて、忙しい夏の間、ずっと咲き続けてくれる花、と花屋さんにわがままなリクエストをして、ペチュニアを選びました。


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赤・白・紫と3色、11ヶの苗を植えました。
このお花、株がとてもしっかりしていて、新芽もたくさんついています。
北軽井沢交差点のセーブオンの駐車場にある花屋さんです。
花屋さんと言っても、露天に屋根をつけたような素朴なつくりのお店なのですが、ここの花は品物が良くて気に入ってます。

「おねーちゃん、この芽見て、これからたくさん咲くよぉ」

と、気さくなおばちゃんとの会話も楽しいのです。
中央花壇と、ハーブ園が、とりあえず6月のうちに形になってほっとしました。
これから、この植物たちの成長を見て行くのが楽しみです。


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2010年06月27日

庭を改造中です5・ハーブガーデンできました

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先日、やっとハーブガーデンの土台ができました。
連日、庭仕事をしていると、ご近所さんや、ペンションの方達から、次々とハーブや植物をいただく事が多くなりました。

ありがたいことです。
北軽井沢や嬬恋の方って、植物に詳しい方や、育てている方が実に多いのです。
私もそうでしたが、自然に囲まれているうちに、だんだんと植物に興味がわいてくるのですよね。
初夏の時期ともなると、道沿いのお庭に様々な花が咲いていて、ついつい運転しながらも、目がいってしまいます。

植物好きな方達は、私が
「庭を作ってるんですよ〜」
と言うと、
「じゃあ、うちの○○、持っていく?」
と、気軽に植物を分けてくださるのです。

気がついたら、いただいたもの、種から育てたもの、衝動買いしたもの等のハーブがこんなになりました。


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これらの苗を、並べ方を考えながら、仮置きしていきます。
多年草は奥へ、一年草は手前へ、乾燥が好きなハーブと湿気が好きなハーブは一緒にしない、などなど並べ方にも法則があるらしいのです。
が、説明を読んでいるうちにこんがらかってきたので、そこはまぁ、大雑把に。


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ちょっと枚数が多いですが、ハーブ園のハーブ達をご紹介します。


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タイムです。
サイモン&ガーファンクルの有名な曲、
「スカボロフェアー」
にも出てくるハーブ。
この歌には、

「Parsley, sage, rosemary and thyme,」
「パセリ・セージ・ローズマリー・タイム」

の4種類のハーブが呪文のように繰り返されます。


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カモミールです。とてもかわいい小さな花が咲きます。
ハーブティーで有名ですね。


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オレガノ。
肉料理に合いますが、私はよく料理の飾り付けに使ってます。


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ナスタチウム。
観葉植物として植えている人も多いですが、葉もあざやかな色をした花も食べられます。
色の控えめなハーブガーデンの中では、あざやかな花は見栄えもしてGOODです。


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レモンバーム。
名前の通りレモンの香りがする多年草です。
ハーブティーによく使われます。


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ボリジ。
紫色の花は食べられるそうです。
この花を製氷皿に入れて、花の入った氷、というのを作りたいのです〜。


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これは、ベルガモット・・・ではないでしょうか。
Kさんにたくさんの種類のハーブをいただいたのは良いのですが、嬉しさに頭がモーローとしていて、どれがどれだかはっきりしないのです。


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これは、ソープワート、だと思います。
たぶん・・・。


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おなじみの青じそ。
たくさんの葉をつけた、立派な苗を2本もいただきました!


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ルッコラ。
別名をロケットと言います。
ゴマの香りのする葉をサラダにします。


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白い花がかわいい、ワイルドストロベリー。
もらってきたときは、白い花がついてましたが、今は小さな赤い実がなりました。
ワイルドストロベリーは、釣り竿のような、糸のようなものをひょーん、と地上に伸ばして、それが地面についた所に根を張るというなかなか楽しい増え方をします。


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これも、いちごで、パンダイチゴって呼ばれてました。
花はショッキングピンクです。


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最近、メジャーになってきたイタリアンパセリです。
普通のパセリよりクセがなく、食べやすいのです。


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バジルです。
よく、バジルペーストとして売られていますね。
チーズに合うので、ピザにのせると美味なのです。
1年草ですが、発芽率は抜群でした。
来年は種を1袋にしようと誓ったぐらい、たくさんの芽が出ましたよ。


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家庭菜園の定番、プチトマト。
元気のいい苗に、思わず衝動買いしてしまいました。



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まだまだちびっこばかりのハーブ園ですが、すくすくと育って、お客さんの食卓を飾ってくれると良いなぁ。
posted by 智子 at 23:09| Comment(10) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月23日

庭を改造中です・4

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円形花壇に花を植えました。
やっぱり花植えの作業は楽しいです。


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植えたのは、ミニバラ20株と、パンジーです。
ミニバラ4株は、去年買ってきて、冬を越したもの。
残り16株は・・・
ホームセンターで安くなっていた苗をプランターで育てたものです。
母の日用に売っていた商品だったようですが、母の日が終わり、花がついていなかったので、何と、一株30円になっていました。
でも、ミニバラって結構たくさんつぼみをつけるので、プランターで育てたら、ちゃんとつぼみをつけましたよ。


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パンジーは、先日、近くのホテルの花壇を植え替える時に、いただいたもの。パンジーも、次々と花が咲くので、まだまだ活躍してくれそうです。
とりあえず、前半分だけ埋まりました。後ろは何を植えようかな。


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これは何の跡でしょう?

2年前に植えたヤマボウシを移植した跡です。


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見た目はそれほど大きくなくても、木の根ってすごく強いのですね。
ここまで掘りあげるのに、スコップ2本が壊れました。
山から木がなくなると土砂崩れが起こるのは分かる気がします。
木の根が土をつかんでいる力って、ものすごいのです。


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このヤマボウシが10メートルほどお引っ越し。


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大人二人の力では、持ち上げられないほど重いのです。
仕方ないので、木を横にして、根の部分を回転させながら、新しい場所に移動させたのでした。


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やっと新しい場所に収まりました。
今度は日当たりがよいので、もっと成長するはず。
がんばれ、ヤマボウシ。

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2010年06月22日

庭を改造中です3

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今日も、庭づくりに外に出たら、先月買ったバラ、カクテルの花が一輪だけ咲いていました。
さぁ、今日もがんばります。


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前回完成した円形花壇の横に、ハーブ園を作り始めました。
前回と同様、大きい石を組んで、囲いを作ります。
この石は、全部、ブルーベリーの庭を掘り起こしたときに出て来た物。
石の多い土地なのです。
浅間山のふもとのせいか、溶岩のような石もゴロゴロ出てきます。


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この石、くぼみがついていて、植木鉢にもなりそう。
こういう所にスミレなんか生えていたらかわいいだろうな、と思って、一番手前に並べました。


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縄文時代の住居跡に見えなくもない、細長いハーブ園です。


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ここからはまた、土をふるいにかける気が遠くなる作業。
掘ってはふるい、掘ってはふるい・・・。
佐渡ヶ島の砂金職人になれそうなくらい、ふるい続けました。


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ふるいをかけられた土が山になっていきます。
掘っている間にも、大きな石が埋まっているので、掘り出し、その石は周りの小さい石と取り替えます。


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やっと土がたまってきました。
今回は、畑の土というものを、2袋入れました。
肥料もいれてまぜてゆきます。


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やっと完成です!
長い道のりでした。

中に置いてある石は、足を置くための石です。
花壇の幅が大きいと、真ん中の植物の手入れをするときに足の踏み場がなくなってしまうので、あらかじめ、足を置く場所を作っておきます。


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ふと目を上げると、西日が差す林の中が、やたらときれいに見えるのでした。


ラベル:ガーデニング
posted by 智子 at 22:02| Comment(7) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月21日

庭を改造中です・2

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こちらは、5月のブルーベリーの庭。
改造前の姿です。

さて、前回、石でぐるっと花壇の囲いを作るところまでいきました。
梅雨の晴れ間に続きに取りかかりました。


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今回登場の軽石砂。サイズがいろいろあって、うちは大を買いました。
植木鉢の下に敷いて水はけを良くする石です。


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水はけを良くするため、花壇の下に敷きます。


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花壇に入れる土は、庭の角から持って来た土を、目のあらいふるいにかけたもの。

山になっているのが、ふるいにかけられた土です。
ふるいにかけると、石や根がびっくりするくらい残ります。
何しろ土の量が多いので、一輪車で何度も土を運び、ふるいにかけ、終わった頃には、

「こ、腰がいたい・・・」

ガーデニングで、一番お金がかかるのが、実は土なんじゃないかと思います。花壇の土を全部買ってきた土で埋めようと思ったら、それこそかなりの土代がかかりますね。
うちは幸い、土を取れる場所がたくさんあるので、労力さえいとわなければ、土が手に入るのはありがたいことです。
ガーデニングに興味がなかった頃は、ただの土なのに、けっこう高いなぁ、と思っていましたが、自分でやってみると、園芸に使うような土は、いろいろと手間がかかっているんだと分かります。


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腰は痛いですが、ふるったこの土、ふわふわなんですよ。
さわってて気持ちいいくらい。
この土に、肥料と、培養土を混ぜます。


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平らにならして完成!
素人ながら、何とか形になりました。


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中央に、バードバスを置きました。
今日はここまでです。
次回は花を植えようと思います。(これは楽しい作業です!)
posted by 智子 at 09:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

ラベンダーの挿し木に挑戦

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庭にラベンダーを植えたい! と思い、種を買ってきてまいたのですが、なかなか芽が出ないのです。
ネットで調べてみると、ラベンダーの種は、水につけて冷蔵庫で1週間ぐらいおいて、疑似の冬を体験させないと、芽の出が悪いとのこと。

冷蔵庫で一週間ほど、寝かせた種もまいたのですが、これがまた、なかなか芽が出ないのです。
他の種たちがどんどん芽を出して、ポットの中で押しくらまんじゅう状態になっているというのに、ラベンダーのポットはブキミに沈黙したまま。

目を凝らすと、たくさん植えたポットのほんの一部から、やっと一つ、芽が出ていました。


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よくやった!
がんばった!
と、激励してみたものの、この調子では、ラベンダーの群生なんて光景にはほど遠い・・・。

またまたネットで調べてみると、種からラベンダーを育てるのは、時間はかかるし、初心者には難しいとありました。
そして、ラベンダーを増やしたいなら、「挿し木」にせよとの情報が。
おまけに、挿し木にちょうど良いのは6月の梅雨の時期だと言うではないですか。
まさに今が挿し木シーズン。

種たちには悪いですが、挿し木に手を出すことにしました。


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「このラベンダーなら、冬も越しますよ」
と、ホームセンターのお姉さんに笑顔で言われて、即座に買ってしまったラベンダーの苗。
ここから挿し木になる若い枝をとります。


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切った枝は、1時間ほど水につけて、水揚げをします。


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その間に苗箱づくり。
おせんべいの缶に釘で穴をあけ、水はけが良いように小石を入れます。
その上に土をかぶせて水をかけておきます。


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水揚げした枝の下の葉をとり、茎を斜めにカット。


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ついでに、一株だけ生き残っていたタイムも挿し木にします。


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挿し木用の枝が、これだけできました。


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ここで新兵器登場。
「ルートン」
という発根促進剤です。ホームセンターで400円くらいでした。
これを根になる部分につけて土に刺すと、根の出が良くなるそうです。


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苗箱に割り箸で穴を開け、ルートンをつけた枝を、差し込んで行きます。


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スペースが余ったので、ミニバラとオレガノの枝も挿し木してみました。
これを、風のあたらない半日陰に置き、土が乾かないように水をやると、10〜15日で根が出てくるそうです。
その後は、日当たりの良い場所で育て、20〜30日で植え替えができるようになるそうです。

このガーデニングの時間感覚というのは、せっかちな現代人にはちょっと新鮮ですね。球根にしても、花が見られるのは半年後。種から育てると、花が咲くのは2年目から、なんていうのもありますから。
すぐに結果はでないけれど、忘れた頃にちゃんと花が咲いてくれたりすると、ガーデニングって、今の自分から、未来の自分へのプレゼントのような気がしてきます。

ハーブはもともと丈夫なので、挿し木で簡単に増やすことができると書いてありますが、たった1本の枝が苗になるのだから、すごい生命力ですよね。
がんばって育ってほしいものです。

posted by 智子 at 09:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

庭を改造中です

今まで、あまり考えず、鳥団地を作ったり、エサ台を作ったり、木を植えたりしていたブルーベリーの庭ですが、この度、大改造を行うことになりました。

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露天風呂じゃありません。
庭の中央に円形の花壇を作りはじめました。
材料は、木を伐採して地ならしした時にゴロゴロと出てきた岩です。


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なるべく手前を高くするようにして、並べるのがコツだそうです。
岩は重いですが、だんだんと形になってくるのがおもしろい!
ダンナさんは子供の頃、佐渡ヶ島の実家でこういう作業を手伝わされたそうで、意外なところで昔の経験が役に立ったと言っていました。


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ストーンサークルのできあがり。


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この中の土を掘り返して、水はけがよくなるように、砂利や腐葉土を入れていきます。
今日の所は、時間切れでここまで。


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隣には、ハーブ園を増設予定です。
こんな感じで石かレンガを組もうかな。


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今年は、種から植物を育ててみました。
ハーブ園に植えるべく、バジル・イタリアンパセリ・カモミール・レモンバーム、ラベンダーなどなど、手当たり次第に成育中です。
がんばって大きくなってね!

梅雨の合間を縫って、自家製造園を進めていきたいと思います。
posted by 智子 at 23:29| Comment(12) | TrackBack(0) | ガーデニング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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