2010年07月26日

See youカイル先生

カイル印.jpg


夏ですね。
ブルーベリーの網戸にはセミがとまり、お子さんはカブトムシを持ってやってくる夏です。

この夏、今まで4年間、嬬恋村で英語の先生をしていたアメリカ人のカイル先生が、アイダホに帰ることになりました。

先生には、月2回の英会話サークルで、いろいろと英語の楽しさを教えてもらいました。
クリスマスには、カイル先生のアパートで持ち寄りパーティーをしました。青や黄色の生クリームのついたクッキーにカルチャーショックを受けたものです。
カイル先生は、黒澤映画のファンで、周囲の人に対する心遣いは、日本人以上。
1/4、ネイティブアメリカンの血が入っているそうですが、そのせいか、彼はとても純粋なものを持っているような雰囲気のある人です。
4年間で、苦手な温泉も大好きになり、日本語も上手くなったところでの帰国。
いつかは帰る日が来るとは分かっていましたが、本当に帰ってしまうとなると、さびしいですね。

以前、日本の銀行で口座を作るとき、漢字の印鑑が必要ということで、日本名を「海留(カイル)」にしたそうです。

その話を聞いて、お別れのプレゼントに、印鑑を彫りました。

カイル印1.jpg


漢字と英語の間には、嬬恋の象徴、浅間山をいれました。


カイル2.jpg


こちらは、海のイメージの和紙を貼って。
遠く、アイダホに帰っても、嬬恋の事を思い出してくれたらいいなぁ、と思います。

ラベル:篆刻
posted by 智子 at 23:20| Comment(7) | TrackBack(0) | てん刻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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