2012年09月30日

北軽井沢の杜クラフトフェアに行ってきました

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ずいぶん久し振りのブログになってしまいました〜。

昨日は、「北軽井沢の杜クラフトフェア」に行ってきました。
3年連続で通っている秋のお楽しみイベントです。
これは、北軽井沢周辺や、全国から集まったものづくりの作家さん達が開くお祭りで、ここにしかない一点物がわんさか見られる貴重な2日間なのです。



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池を囲んで、ずらっと並んだテントには、クラフト以外にも、地元野菜や天然酵母のパンの販売、北軽カレーなんていうのもありました。


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作家さん自身が作品を販売しているので、さすが、作品を知り尽くしていて、気軽にお話できるのもお祭りの良いところ。
ステージでは、ミュージシャンの演奏もあり、皆、のんびりとお祭りを楽しんでいました。


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クラフト体験ができるテントもたくさんあり、ファミリーでも楽しめますね。


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こちらは、クラフトフェアの写真にも使われている「美土里の洞」さんのテント。
ブルーベリーから徒歩5分のところにある陶芸のお店です。
夏には、たくさんの方が、「美土里の洞」さんで陶芸体験をしていました。
味わいのある、壺が並んでいます。

たった2日間で終わってしまうのはもったいないようなお祭りでした。
実行委員の方達は大変だろうな、と思いますが、来年以降もずっと続けて欲しいイベントです。
posted by 智子 at 21:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 北軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月28日

Cafe and Bar SEA HORSE

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昨年の夏から、道路に気になる看板がありました。


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カットハウスとあるから、新しく美容院ができたのか、と思っていました。
しかし、よく見ると、カフェと書いてあります。
これは一度行ってみたい! 

と思いつつも、時は過ぎて12月を迎えていました。
(カフェに行ったのが12月で、ブログのアップが2月・・・遅すぎですね)

たまたま、ダンナさんと散歩に出た時、看板の事を思い出しました。

「もう12月だし、おまけに平日だから、やってないかも」

真冬の、それも平日の北軽井沢は静かなものです。
都会と違って、レストランも、カフェも、動き出すのはゴールデンウィークから、というお店が多いのでした。

でも、行くだけ行ってみようか、ということになりました。

国道146号沿いの浅間牧場の信号を、鬼押し出し方面に入って、車で数分の右側に、SEA HORSEの看板は、あります。
「浅井工務店」さんのすぐ先です。
SEA HORSEの看板を右に入り、細い道を数メートルほど進んだところに、ブルーグレーの、建物があります。

カフェの名前は「SEA HORSE」
シーホースは、タツノオトシゴの事です。
真新しい店内は、すっきりとグラスが並んだカウンターに、テーブルがいくつか。
木に、白いペンキを塗ったような壁が、海辺を想像させます。
白木の壁にタツノオトシゴのシルエット。
潮風がふいてくるような、海の雰囲気が新鮮で、一瞬、山の中にいることを忘れました。


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去年の夏にオープンしたばかりのカフェだそうです。
まだホームページも、広告も特にやっていない穴場のお店でした。
にこやかなお父さんがカフェ担当。


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「Cafe and Bar」とあるように、他にお酒類のメニューもあります。
私達は、ケーキセット600円を注文しました。


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ガラス窓からは、野鳥がやってくる庭が見えます。
オーナーのご夫妻は、以前から北軽井沢の近くに別荘を持っていて、この近くはよく通っていたそうです。
どうして、シーホースという名前なんですか?
と聞くと、以前海辺に住んでいたので、とのこと。


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ケーキセット。
私は紅茶を頼みました。ポットで出してくれてたっぷりいただけます。
チョコレートケーキも美味しかった!

このカフェの隣には、奥様がやっている美容院があるのです。


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ピンクが印象的な、かわいらしいお店でした。
それにしても、カフェとバーと、ヘアサロンが一緒になっているお店って、珍しいですよね。
お二人は、

「そんなに宣伝しなくても、気がついたお客さんが来てくれるようになればいいかと思って」

と、実に自然体でお店をやっていらっしゃいました。

それにしても、北軽井沢に、通年営業のカフェができたことは、とても嬉しいことです。
これからも、その自然体で、ずっと続いて欲しいと思ったお店でした。

★Cafe and Bar SEA HORSE (カフェ・バー)
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原大カイシコ1054-713
電話 0279-84-5780
定休日 火曜

★Cut House CASSIGNEUL (美容院・完全予約制)
住所 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原大カイシコ1054-713
電話 0279-84-1179
定休日 火曜


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posted by 智子 at 23:07| Comment(8) | TrackBack(0) | 北軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

マイナス15度の北軽井沢で野良猫が生き抜く方法

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今日は大寒ですね。
北軽井沢も、冬まっただ中です。

さむいさむいと言ってても、体が動かなくなるので、思い切って散歩に出ました。

この日は雪交じりの風が吹く寒い日。
外には人っ子一人、猫の子一匹歩いていません。

けれども、人気のない別荘地でも、所々に人の気配がしています。
別荘の留守を守る天使の人形も、冬の景色にぴったりなじんでいました。


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土星のモビールがゆらゆらと。
星座好きの人が住んでいるのかな。


さらに歩くと、二世帯住宅のかまくらが。


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家具調度品はなかなか立派です。
が、よく見ると、除雪車が道の脇に積みあげた雪を掘って作ったかまくらです。
このゆるい作り方に、遊び心を感じます。


ところで、この日、冬の北軽井沢ではとても珍しい動物を見ました。
それも4匹も!





その動物は・・・










猫です。


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なんだ、猫なんてどこにでもいるじゃないの、とお思いでしょうが、冬の北軽井沢に野良猫がいる事は、とても珍しい事なのです。
野生動物のリスやタヌキやキツネより珍しい。

何しろ、ここは標高1200メートルの高原地帯。
簡単にマイナス15度や20度になってしまう所です。
バナナで釘が打てます(これが分かる人は30代後半)

野良猫どころか、野良犬も生きていけません。
なので、飼い猫がいなくなってしまうと、飼い主さんは、必死になって探します。
冬が来たら、ペットが生きていける可能性はごくわずかなのです。

ペットの探偵を雇ったり、貼り紙をしたり、広告を出したり、ずっと東京に帰らず、老猫を探し続けている別荘の人もいました。

時には、犬、猫だけでなく、迷い馬の貼り紙が貼られていたこともありました。


そんな真冬の北軽井沢に、野良猫らしき猫がいる!
こんな吹雪の日に外にいるのですから、これは野良猫に違いありません。
家のドアから流れてくるわずかな空気で暖を取っているのでしょうか?

「この猫達、どうやって生きているんだろう」
と思った時、斜め横から、何かの視線を感じました。


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また新たな野良猫が2匹もいるじゃないですか!

よくよく見ると、2匹が乗っかっているのは、温水の通るパイプの上。
なるほど、パイプの上なら暖かいに違いない。

けれど、ちょっと下がりかけた細いパイプの上に、意外に体格の良い猫が2匹。
このパイプの強度では、2匹が限界でしょう。
玄関前に座っている猫2匹は、順番待ちをしているようです。


決して、豪華とは言えない家の中から、おじいさんの咳が聞こえました。


「共存」という言葉が浮かびました。
猫と人が、お互いの境界を守りながら、ちょうどいい位置で暮らしている。

真冬の北軽井沢で、生きている人と猫の確かな気配を感じて、気持がぽっと暖かくなった瞬間でした。
posted by 智子 at 08:55| Comment(8) | TrackBack(0) | 北軽井沢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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