2010年11月06日

山のくるみ

くるみ1.jpg

先日、嬬恋の農産物直売所に、ちょっとめずらしいものが置いてありました。

「山のくるみ」

と書いてあります。
スーパーなどで見かけるクルミより、一回り小さいクルミです。
クルミは好きで、よく買うのですが、殻付きのクルミはまだ買ったことがありません。
なんとなく、山のくるみ、という名前に惹かれて、一袋買ってみました。

この殻をどうやって割ろう?
見るからに固そうです。
工具箱から、トンカチとペンチを持ち出しました。


くるみ2.jpg


が、山のくるみはびくともせず。
こんな固いものをどうやって開けるのか、リスにでも聞きたいくらいですが、こんな時はネットで検索。
クルミには、一般的に販売されている「洋クルミ」と、日本に昔からある「和クルミ」があるそうです。和クルミは、鬼クルミとも呼ばれ、堅く厚い殻と、風味が良いことが特徴とのこと。
この山のクルミは、和クルミのようですね。
割り方ですが、フライパンで煎ると良いらしい。
下の写真は煎る前のもの。


くるみ4.jpg


弱火で数分。
ぴしっと、かすかな音がし始めました。
よくよく見ると、殻に薄くすきまが空いています。
アサリもクルミも、熱には弱いのですね。
下の写真は煎った後。すこ〜し隙間があるのが分かりますか?



くるみ5.jpg


すきまに包丁を入れて、ねじるように殻をこじ開けます。


くるみ6.jpg


パカッときれいに割れました。
クルミの断面は、丁寧にニスを塗った家具のようにつやつやしています。


くるみ7.jpg


クルミの木はチークやマホガニーと共に世界三大銘木のひとつと言われているそうです。
その理由がわかるような気がしますね。
しかし、中身の空洞は入り組んでいて、市販のクルミのようにまるまる取り出すのは不可能に近いのでした。
竹串で地道に掘り出します。
一体、市販のクルミはどうやって取り出しているのでしょう?
それより、フライパンも包丁も持っていないリスはどうやってこのクルミを割るのでしょうね。


くるみ8.jpg


かなり砕け散りましたが、無事中身を取り出しました。
いやー、クルミって、手間のかかる食べ物だったのですね。
割って中身を出すだけでも一苦労でしたが、殻つきクルミの姿になるまでにも、手間はかかっていたのでした。
ぎんなんの様に、落下した実の外側を腐らせて、中の種の部分を取る作業をして初めて、私たちがよく目にする殻付きクルミになるのだそうです。

今まで何気なく食べていたクルミでしたが、今後は、クルミに対しての態度が変わりそうです。
少なくとも、3秒でむけてしまうバナナとは違った心持ちになりますね。

今回は、クルミ割りだけでエネルギーを使い果たしてしまいましたが、次回は、クルミを活用してみます。




ラベル:くるみ
posted by 智子 at 00:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 美味しいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど。
だから西欧にはクルミ割り人形なんてのがあるんですねぇ…。
和クルミには西欧のそれすら歯がたたないかも知れないですね。

そう考えると、日本のリスはすごいですねぇ…。

私も、お菓子やパンなどのオマケくらいにしかクルミのことなんか思ってなかったけれど、智子さんの記事読んだら、クルミのこと「なんか」なんて思えなくなりましたよ。
Posted by みわぼー at 2010年11月06日 07:35
賢いカラスは道路において、車にひかせるそうです!
Posted by Myつえ at 2010年11月06日 08:42
私も買ったことがあります!
か・な・り〜大変だったでしょう?

これをお饅頭とかにして売ってたり
するんですよね。
骨の折れる仕事だなぁとしみじみしました。
でも、味はよかったんですよね。

智子さんはどう活用されるのか、つづきを
待ちますよぉ〜
Posted by ささらー at 2010年11月06日 22:51
みわぼーさん、くるみ割り人形でも、歯がたたないんじゃないかなと思う堅さでした。
リスは前歯とあのちっこい手だけで、きれいにクルミを割るんですよね。すごいです!

Myつえさん、こんばんは。
へぇー、車にひかせるのですか。それは賢い。
今度、自分でもやってみようっと。

ささらーさんも買いましたか!
大変でしたよ〜。
今は便利な剥きぐるみなんてものが売っていますが、クルミの実を拾うところからはじめた昔の人の労力はすごいなぁ、と感心しきりです。
Posted by 智子 at 2010年11月06日 23:43
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