
館林@実家紹介シリーズ第二弾。
妊娠10か月に入って、検診のため、産婦人科に行きました。
検診では毎回、血圧、検尿、体重測定を必ずするのですが、今回とうとう理想体重をオーバーしてしまいました。
それも、二週間で2キロ増!
担当の女医さんが一言。
「これ以上体重を増やさないように」
うっ。
だって、実家にはいただきもののお菓子とか、果物とかいっぱいあったんだもの。
実家での上げ膳据え膳生活がきっちり体重に反映されていたのでした。
女医さんが言うには、体重を押さえることが、安産への一番の近道なんだそうです。
10か月に入ったら、(体調が良ければですが)どんどん歩いてOKだそうで、なるべく歩こう!
と決心したのでした。
館林は沼が至るところにあります。
せっかく歩くのなら、少しでも自然の中を歩きたい。
と思って行った城沼は、私のお気に入りの散歩コースになりました。

城沼は一週8キロ。広さも、見かけも、沼というより、湖のようです。
かつて館林城はこの沼を天然の要害として利用していたそうです。
沼の周辺には、つつじヶ丘公園や、科学館、館林城跡、尾曳神社、善導寺などの名所旧跡が集まっています。

水辺に映った茎が幾何学模様に。
よく見ると上の写真は蓮の茎でした。
昔はレンコン栽培もしていたそうです。
花の時期は蓮の花の中をボートで遊覧もできますよ。

水辺には水鳥がたくさん。
地元の人たちの憩いの場でもあるらしく、常連さんと思われるおばさんがパンを持って現れると、水鳥が一斉に集まってきます。
おばさんの服を引っ張ってパンをねだる白鳥の頭を、おばさんが叩いているところは、まるで飼い犬のような馴染みかた。

優雅そうに見えて、白鳥って、けっこう大胆なのですよ。

いつも水の中にいると思っていた白鳥ですが、陸に上がってひなたぼっこも好きらしい。
近くで見ると、思っていたより大きくて迫力があります。
友人は白鳥の首を見て
「掃除機のノズルみたい」

水鳥達のくつろいでいるイカダのような物、これは人工的に作った
「浮島」
です。
この、浮島には炭やプラスチックが入っていて、浄水器のような役割をしています。
城沼は、夏にはアオコ(粒子状の藻)が発生するのですが、沼のプランクトンや栄養を浮島の上に生える植物が吸い取って+水を濾過して沼をきれいにしているのだそうです。
がんばれ、浮島。

桜のつぼみはまだ固そうですが、沼の周辺は春でした。
福寿草が、まぶしいくらいに咲いています。

こちらはクリスマスローズ。
どちらも、春告げ花ですね。
明日からは3月。
近づく春が、ますます待ち遠しくなりました。